1976年4月1日 イギリス・オックスフォード生まれ。
ロンドン音楽演劇アカデミー(LAMDA)を卒業、ニコラス・ハイトナーからその優秀な成績に対し奨学金が与えられた。その後、インディペンデント映画からハリウッド映画まで様々なプロジェクトに参加している。主な出演作に、フォレスト・ウィテカーのアカデミー賞受賞作『ラストキング・オブ・スコットランド』(06)、ジェームズ・フランコ主演作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(11)、アカデミー賞作品賞ノミネート作『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(11)、スティーヴン・スピルバーグ監督作『リンカーン』(12)、サンダンス映画祭や、トロント国際映画祭で絶賛されたエヴァ・デュヴァネイ監督のインディペンデント作品『MiddleofNowhere』(12)、リー・ダニエルズ監督作『大統領の執事の涙』(13)、クリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』(14)などがあり、今後の待機作には、J・C・チャンダー監督作『A Most Violent Year』、ケイト・マーラ共演のクライムスリラー『Captive』、歌手ニーナ・シモンを描いた伝記ドラマ『Nina』などがある。本作のキング牧師役で、ゴールデン・グローブ賞など多くの映画賞で主演男優賞にノミネートされた他、アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞、セントラルオハイオ映画批評家協会賞などで同賞を受賞している。
1948年 イギリス・リーズ生まれ。
舞台と映画で活躍を続け、数々の賞を受賞する名優。『フル・モンティ』(97)で英国アカデミー賞助演男優賞を受賞し、翌年にはアカデミー賞作品賞受賞作『恋におちたシェイクスピア』(98)で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネート。また01年の『イン・ザ・ベッドルーム』で、アカデミー賞、英国アカデミー賞ともに主演男優賞にノミネートされ、インディペンデント・スピリット賞やNY批評家協会賞で主演男優賞を受賞。トニー・ギルロイ監督作『フィクサー』(07)ではアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞などで助演男優賞にノミネートされている。その他の主な出演作に、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)、ジュディ・デンチ主演の『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)、ウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』(13)などがある。今後の待機作に、ヴィンス・ヴォーンと共演する『UnfinishedBusiness』、オリヴァー・ストーン監督のジョセフ・ゴードン=レヴィット主演作『Snowden』などがある。
1968年1月2日 アメリカ・ブロンクス生まれ。
88年、エディ・マーフィ主演作「星の王子ニューヨークへ行く」で映画デビュー。『ボーイズ’ン・ザ・フッド』(91)で一躍注目を受け、97年には『ザ・エージェント』(96)の演技でアカデミー賞助演男優賞のほか、全米映画俳優組合賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、シカゴ映画批評家協会賞などを受賞し、02年には、その業績からハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにその名が刻まれた。その他の主な出演作に、ロブ・ライナー監督作『ア・フュー・グッドメン』(92)、ジャック・ニコルソン主演作『恋愛小説家』(97)、ロバート・デ・ニーロ主演作『ザ・ダイバー』(00)、マイケル・ベイ監督作『パール・ハーバー』(01)、リドリー・スコット監督作『アメリカン・ギャングスター』(07)、リー・ダニエルズ監督作『大統領の執事の涙』(13)、ロバート・ロドリゲス監督作『マチェーテ・キルズ』(13)、ジョセフ・ゴードン=レヴィット監督主演作『ドン・ジョン』(13)などがある。
1961年5月14日 イギリス・ロンドン生まれ。
91年、クエンティン・タランティーノ監督が世界に認められた『レザボア・ドッグス』で一躍その名を知られ、同監督の『パルプ・フィクション』(94)にも出演。リーアム・ニーソンと共演した『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』(95)で高く評価され、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート、英国アカデミー賞で同賞を受賞する。98年には『素肌の涙』で監督業にも進出。キレた役から人間味溢れる役まで幅広く演じ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作『海の上のピアニスト』(99)、ティム・バートン監督作『PLANETOFTHEAPES 猿の惑星』(01)、フランシス・F・コッポラ監督作『コッポラの胡蝶の夢』(07)、オリヴィエ・ダアン監督作『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)などに出演。また、大ヒットTVシリーズ「ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間」(09-11)の主人公ライトマン博士役でも人気を博す。今後の作品に、本年度カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されているミシェル・フランコ監督作『Chronic』、クエンティン・タランティーノ監督作『The Hateful Eight』などがある。
1973年 イギリス・ロンドン生まれ。
97年、エディ・マーフィと『ネゴシエーター』で共演。その後、ケネス・ブラナー監督作『恋の骨折り損』(99)やマーティン・ローレンスとの共演作『ビッグ・マネー』(01)などに出演。絶賛されたHBOのテレビ映画『ボイコット/キング牧師の闘い』(01)で本作と同じコレッタ・スコット・キングを演じ、高い評価を受ける。その他の主な出演作に、エドワード・ノートン主演『プライド&グローリー』(08)、サム・メンデス監督のインディペンデント系ヒット作『お家(うち)をさがそう』(09)、ロブ・コーエン監督作『バーニング・クロス』(12)、ホイットニー・ヒューストンとの共演作『スパークル』(12)などがある。本作で、インディペンデント・スピリット賞の助演女優賞にノミネートされている。
1960年4月4日 トリニダード・トバゴ生まれ。
名門ジュリアード音楽院の演劇科を卒業したあと、12年間ニューヨークで舞台俳優としてのキャリアを積んだのちにロサンゼルスへ移る。映画初出演作はビル・フォーサイス監督作『バート・レイノルズ/ブレイキング・イン』(89)。その他の出演作に、ミシェル・ファイファー主演作『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』(95)、ジョー・ライト監督作『路上のソリスト』(09)、エヴァ・デュヴァネイ監督作『Middle Of Nowhere』(12)に出演し、その演技でインディペンデント・スピリット賞助演女優賞にノミネートされた。ドラマでも目覚ましい活躍を見せており、ドラマシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち」(13~)の囚人“ヴィー”役では、そのスリリングな演技が批評家たちから絶賛され、セカンド・シーズンで早くも賞レースの有力候補といわれている。他にも「FridayNightLights」(09-11)、「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」(07-10)、「LAW & ORDER ロー&オーダー」(90-03)、「アグリー・ベティ」(07)などにも出演している。
1983年10月3日 アメリカ・ロサンゼルス生まれ。
18歳で女優デビュー。主な映画出演作には、サイモン・ウェスト監督作『ストレンジャー・コール』(06)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演の『メイク・イット・ハブン!』(08)や、14年のサンダンス映画祭でジャスティン・シミエン監督がドラマ部門ブレイクスルー・タレント審査員特別賞を受賞した『Dear White People』などがある。テレビドラマでは、「グレイズ・アナトミー2 恋の解剖学」(05-06)、「プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち」(08-09)、「HEROES/ヒーローズ」(09-10)、「リゾーリ&アイルズ2」(11)等に出演。数々の賞を受賞したドラマ「MississippiDamned」(09)にも出演し、アメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバルの主演女優賞を受賞している。
1954年1月29日 アメリカ・ミシシッピ生まれ。
25年間続いたテレビ番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」(86-11)の司会を務め、多数の賞を受賞。13年には、文民の最高位の勲章である大統領自由勲章を授与されている。女優としては、スティーヴン・スピルバーグ監督『カラーパープル』(85)でデビュー、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネートされた。その他の出演作品にダニー・デヴィート監督作『鬼ママを殺せ』(87)、ジョナサン・デミ監督作『愛されし者』(98)、リー・ダニエルズ監督作『大統領の執事の涙』(13)などがある。製作者としても数多くの作品を手掛けており、代表作にリー・ダニエルズ監督の『プレシャス』(09)、スティーヴン・スピルバーグらとチームを組んだ、ラッセ・ハルストレム監督作『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(14)などがある。
1991年8月12日 アメリカ・カリフォルニア生まれ。
世界中の50もの映画賞にノミネートされ、32の映画賞を受賞しているデスティン・ダニエル・クレットン監督作『ショート・ターム』(13)でスクリーンデビューを果たし、その演技に注目が集まる。今後の待機作に、ユアン・マクレガー主演のドン・チードル監督作『MilesAhead』、伝説のラッパー、スヌープ・ドッグを演じる『Straight Outta Compton』、オリヴァー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演でエドワード・スノーデンを描いた『Snowden』などがある。
1972年8月24日 アメリカ生まれ。
脚本、製作、監督、インディペンデント映画の配給と幅広く手掛けている。初の長編監督作品であるヒップ・ホップ・ドキュメンタリ『This Is The Life』(08)で、トロント国際映画祭、ロサンゼルス映画祭、シアトル国際映画祭で観客賞を受賞。10年、初のフィクション映画『I Will Follow』で、脚本、製作、監督を務め、アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞の脚本賞を受賞。評論家のロジャー・イーバートから「愛する人の喪失を描いた映画の中で最高峰の一つ」と絶賛された。12年には『Middle of Nowhere』でサンダンス映画祭の監督賞や、インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞、アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞の脚本賞・音楽賞・インディペンデント映画賞などを受賞している。また13年にはファッション・フェア向け映画として、プラダとタッグを組み『The door』と『Say Yes』を監督、その他ABCのドラマ・シリーズ『スキャンダル3 託された秘密』(13-14)を監督し高く評価されている。これまで14年以上に亘り映画製作と宣伝に携わり、99年にDVAメディア+マーケティングを設立。彼女の会社は、120を超える映画やテレビ・キャンペーンの宣伝を担当し、スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、マイケル・マン、ビル・コンドンらを支援している。AFFRM(アフリカン・アメリカン・フィルム・フェスティバル・リリーシング・ムーブメント)を設立。米国テレビ芸術科学アカデミー及び、米国映画科学芸術アカデミーの会員でもあり、Film IndependentとSundance Instituteの役員も務めている。