グローリー -明日への行進-

6月19日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開

キング牧師、史上初の映画化!! 
彼の夢が、世界を動かす――。

マーティン・ルーサー・キング・Jr。父として人間として、悩み、戦い、そして愛した男の感動の物語

監督:エヴァ・デュヴァネイ 出演:デヴィッド・オイェロウォ『大統領の執事の涙』、オプラ・ウィンフリー『大統領の執事の涙』トム・ウィルキンソン『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』、ティム・ロス『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

2015年3月7日、オバマ大統領がミシェル夫人や国民と共にアメリカ南部アラバマ州セルマを行進。「我々の行進は終わっていないが、ゴールは近い」と演説した。

ちょうど50年前の1965年3月7日。セルマの地で黒人の選挙権を求め平和的なデモ行進をしていた人々が、警官隊に暴力で弾圧された―。この“血の日曜日事件”はアメリカ国民に大きな衝撃を与え、次第に人種をまたいだ2万5000人もの人々による歴史的大行進へと発展していく―。

この世紀の行進の指揮をとったのが、マーティン・ルーサー・キング・Jr.=キング牧師だ。彼は、政府やFBIによる妨害、白人至上主義者による家族の殺害予告、そして信念の代償として命を落としていく同胞たちと、多くの苦悩や葛藤を抱えながらも、39歳の若さでその人生を終えるまで、生涯「非暴力」という志を貫き通した。

そんなキング牧師の物語を、映画史上初めて長編映画として描き上げたのは、気鋭の女性監督エヴァ・デュヴァネイ。主人公のキング牧師を演じるのは本作で多くの映画賞に輝いたデヴィッド・オイェロウォ。トム・ウィルキンソン、ティム・ロス、オプラ・ウィンフリーらベテラン俳優たちがその名演で脇を固める。

指導者として、父として、一人の男として、悩み、闘い、そして世界を愛したキング牧師。ただ歩くことで、アメリカを、そして歴史をも動かした世紀の大行進に魂を揺さぶられる、感動の実話。